音の出る小説集、サウンドトリップ「帰省」。
バイノーラルやサラウンドの環境音とともに読む、臨場感あふれる短篇集となっています。
ひょっとしたら、「読むラジオドラマ」と思われる方もおられるかもしれません。
年齢も性別も場所も違う六人の登場人物が、さまざまな人生の瞬間、今、どこかに行こうとしています。
■田中幸太郎(31)……@JR東海道本線 電車内
■高橋智子(36)………@中央自動車道
■黒田良徳(28)………@太平洋上空 3万6000フィート
■『藍乃』(22)………@東名高速道路
■高見清彦(60)………@大阪湾 湾内
■愛沢雅江(41)………@群馬県太田市
お使いのヘッドフォンやイヤフォン、あるいは外付けのスピーカーとともに、
『ここではないどこか』で起きる、六者六様の人間模様をご覧ください。
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この作品について
■無料版と有料版の違い
『高見清彦』編と『愛沢雅江』編の二つのストーリーだけは、有料版でのみ、お読みいただけます。
またサウンドプレーヤー機能も、無料版では一部制限されています、
■サウンドプレーヤー機能も収録
作品内で使われたバイノーラル録音やサラウンドの自然音・生活音を、作品を読み終わった後も、
音声だけ楽しんでいただくことができます。
テーマ曲である「埴生の宿」のアンビエントバージョンも、こちらのサウンドプレーヤーでお聴きいただけます。
■これからの電子書籍のあたらしい表現方法として
高性能な電子書籍端末で小説やライトノベルなどを読んでいく上で、音声による臨場感の演出は、
新しいジャンルとして成立していくのではないでしょうか。
その一つの提案として、一読いただけると幸いです。